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感染症の皮膚疾患(1)化膿菌による皮膚疾患 [国家試験(皮膚)]

私は面倒なので微生物の分類とか言いますが、
国家試験では、正しい組み合わせはどれかとか誤った組み合わせはどれかという形で出題されています。
疾患の名称と疾患の原因が組み合わせが、正しいか誤っているかを判断します。
前にも書きましたが、非常に出題される確率が高くなっております。
つまりこの内容を避けては通れないということです。

私がこの教科書をはじめてみたときに驚いたのは、今までに見たことのない順番とカテゴリーわけでした。
もっとも生徒さんにはそんなこと関係ありませんが。
感染する病気はとにかく注意しなければならないということです。
またその防ぎ方は、衛生管理のほうですが。

とにかく、ウイルス、細菌、真菌、小動物(特にダニ)と疾患名を憶えなければなりません。

私が薦めるのは、漢字の意味からグループ分けし、どうしても当てはまらないものは丸暗記。
とうことです。

この細菌ですが、教科書では化膿菌というカテゴリーになっています。
いわゆる化膿しやすい細菌を化膿菌としてまとめたものです。
生徒さんからみると、真菌とかと同じようなカテゴリー分けに見え、
ちょっと説明に手間取りました。
実際今でもよくわからない人はいると思います。
そこは国家試験のために私が切り替えるようにしました。
「世の中には他にも細菌による感染症がありますよ。
国家試験では化膿する細菌と感染症を憶えてください。」
と言ってます。

早速本題に入ります。
あくまで日本理容美容教育センターの教科書についてですから。
つまり国家試験専用の教科書についてです。

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理容・美容保健 皮膚科学
第6章

化膿菌による皮膚疾患

教科書によりますと
表があり、ある程度まとまってますが、この表は完璧でないので自分で作るように
生徒さんには話しています。
といってもどう作っていいかわからない人のために
私の作った表をとりあえずあげています。

興味のあることならいざ知らず、まったく興味のないこれらの言葉をどうするか。
以下のように説明しました。参考にしてください。

本教科書で化膿菌による疾患は
伝染性膿痂疹(トビヒ)、毛包炎、せつ、癰、尋常性毛瘡(カミソリカブレ)そして丹毒です。

ちなみにせつですが教科書では病だれに節という漢字が示されています。
私の辞書にはこの感じがないので表示できません。申し訳ありません。

幸いわかりやすい疾患名を選んであります。

伝染性膿痂疹ですが、疾患名に膿という漢字があります。
これこそ化膿菌です。

次は毛包炎、せつ、癰ですが、一塊で憶えてくださいといってます。
つまりこの3つの疾患名をひとつの言葉のようにということです。
また尋常性毛瘡
毛という漢字が共通してます。毛でつながっていると憶えて下さい。

最後に丹毒ですが、何も思いつかなかったので、このまま丸暗記して下さい。

整理します。
化膿菌の膿  伝染性膿痂疹

毛つながりは毛包炎、せつ、癰         尋常性毛瘡

残ったのは丹毒

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

次回はウイルスによる皮膚疾患です。

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