理容・美容保健と理容師・美容師

人体の第１章がこのような題名なのでしょうがないですね。
内容は何かというと、人体各部の名称と頭部、顔部、頸部の体表解剖学ということになってます。

国家試験にもたまに出ますが、常識問題だと思います。

何が問われるかというと、顔や頭部の名称つまり漢字で憶えているかを問われます。
もちろん書き取り問題ではないので、書ける必要はありません。

読んでその漢字が顔や頭のどこなのかがわかればできます。

今まで出題されたものは、それとして、
私のアドバイスは、

図１－４、図１－５、図１－８、図１－１０、図１－１２
は完璧に憶えなければなりません。

美容とくにメイクをするのには常識ですね。

同様に、骨や筋肉についても顔面や頭部の名称は憶えておかなければなりません。
またそれぞれの章にいった時に書きます。

それでは出題としては数少ない問題をやってみましょう。


問題　顔の部位の名称に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

（1）眉は眼球の表面をおおっている皮膚のひだで、眼球を保護している。
（2）鼻尖の両側には外鼻孔を外側からおおう鼻翼がある。
（3）上唇の正中線を上下に走る溝を鼻唇溝とよび、笑うと強く現れる。
（4）口裂は上下の口唇の間に囲まれた空間のことであり、口角ともいう。


問題　上唇の正中線を上下に走る溝は、次のうちどれか。

（1）人中
（2）鼻唇溝
（3）オトガイ唇溝
（4）口裂


問題　次の人体部位のうち、顔部にないものはどれか。

（1）オトガイ部
（2）頬部
（3）喉頭部
（4）上唇部


今回、図を貼りませんでしたが、以下の問題のように図の中の名称を選ぶといった問題もあります。
これは教科書の図１－１０鼻の観察が使われました。

問題　下図は鼻とその周辺を表したものである。Ａ、Ｂ、Ｃに該当する名称の次の組合せのうち、正しいものはどれか。
　　
　　　Ａ　　　　　　Ｂ　　　　　　Ｃ
（1）鼻根　───　鼻背　───　鼻尖
（2）鼻翼　───　鼻根　───　鼻背
（3）鼻根　───　鼻尖　───　鼻翼
（4）鼻尖　───　鼻翼　───　鼻背


常識として正解してもらわないと困りますね。

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