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感染症の皮膚疾患 問題やってみます? [国家試験(皮膚)]

3問ほどいかがでしょうか。

1 皮膚疾患と病原体に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
(1)単純性疱疹 ─────── ウイルス
(2)水痘(ミズボウソウ) ── 真菌(カビ)
(3)円形脱毛症 ─────── ヒゼンダニ
(4)頭部白癬(シラクモ) ── 細菌



2 皮膚疾患と病原体に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
(1)疥癬(ヒゼン) ───────── 細菌
(2)帯状疱疹(帯状ヘルペス) ──── ウイルス
(3)アタマジラミ症 ───────── カンジダ
(4)尋常性毛瘡(カミソリカブレ) ── 真菌(カビ)



3 皮膚疾患と病原体に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
(1)頭部白癬(シラクモ) ─────── ダニ
(2)アタマジラミ症 ────────── カンジダ
(3)尋常性毛瘡(カミソリカブレ) ─── 化膿菌
(4)円形脱毛症 ──────────── ウイルス


ノータイムで、というのが理想ですが、
わからない方は憶え方のまとめをみてください。
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感染症の皮膚疾患(まとめ) [国家試験(皮膚)]

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
理容・美容保健 皮膚科学
第6章

化膿菌

化膿菌の膿  伝染性膿痂疹

毛つながりは毛包炎、せつ、癰         尋常性毛瘡

残ったのは丹毒

ウイルス

疱疹つまりヘルペス、 帯状疱疹と単純性疱疹

ミズつながりの 伝染性軟属腫(ミズイボ)と水痘(ミズボウソウ)

イボでは 尋常性疣贅と青年性扁平疣贅です。

真菌(カビ)

白癬、癜風、カンジダとつく疾患名

口角糜爛症(カラスのお灸)

動物

疥癬はヒゼンダニ

アタマジラミ症は虱(しらみ)によるもの

引っ掛け問題

感染しません。

円形脱毛症

尋常性痤瘡(ニキビ)

尋常性白斑(シロナマズ)

老人性疣贅   男性型脱毛症

これで、皮膚科学の5問のうちの1問、第6章は完璧です。
今までどうりなら。ですが。  
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感染症の皮膚疾患(5)引っ掛け問題に出る皮膚疾患 [国家試験(皮膚)]

過去出題されていたものも含めて、予想も書いてゆきます。

まず、感染しないもので比較的多く出題されているのが、

円形脱毛症と尋常性痤瘡(ニキビ)ですね。
円形脱毛症は感染しませんので、
設問としては感染するような原因ウイルスとか細菌と関連させています。
つまり誤っている関連が書いてあります。

尋常性痤瘡(ニキビ)は発生して悪化する過程が複雑なので、
基本的には感染しないこととは異なった設問になっています。
設問としてはダニとかウイルスと関連させてます。
もちろん感染することはありませんが、
赤くなって膿んでいるような場合はまた状況が変わります。


これからの予想としては

老人性疣贅 老化現象なので感染しません。

男性型脱毛症 ある種の老化現象とも考えられ、ホルモン(5DHT)によるものである。
感染しません。

尋常性つながりとしては、
尋常性白斑(シロナマズ)も出題されたことがあり、今後出題されることもあると思われます。
もちろん感染しません。

この手の尋常性~ということははっきり憶えなければなりません。
つまり尋常性だから感染とか感染しないとか決めて憶えないことです。


更に確率は低くなりますが、感染しないものとして、

雀卵斑(ソバカス)

肝斑(シミ)

白癬菌であると思われていたが近年否定されているものとして
顔面単純性粃糠疹(ハタケ)
がありますが、扱いが微妙なので出題される確率はかなり低いでしょう。

出題傾向としては微妙な内容については出題されていません。
解釈の問題もありますし、
現在の状況もありますから。

ここの皮膚疾患の原因や関係の分類では
はっきりしているものが出題されるということでいいでしょう。


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理容・美容保健 皮膚科学
第6章

感染しません。

円形脱毛症

尋常性痤瘡(ニキビ)

尋常性白斑(シロナマズ)

老人性疣贅   男性型脱毛症  

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

次回はとりあえず皮膚疾患の分類のまとめです。


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感染症の皮膚疾患(4)動物による皮膚疾患 [国家試験(皮膚)]

教科書には疥癬、虱症、ノミ・カ・トコジラミ、ガ、ドクガという分類になってます。
しかし国家試験では圧倒的に、疥癬が出題されています。

疥癬(ヒゼン)ですが、教科書には、かながふってあるので読めると思いますが、
かいせん と読みます。
大改定(私がこういっているだけですが、)の前は「疥癬虫という一種のダニ」
ということになってましたが、
最近の教科書では「ヒゼンダニという一種のダニ」と書かれています。
もちろん『ヒゼンダニ』と憶えてください。

その他、虱症これは『しらみしょう』と読み、アタマジラミ、コロモジラミ、ケジラミ
の3種類によります。
この中でも出題率が高いのはアタマジラミ症になります。
(12月1日に追加)

ノミ・カ・トコジラミ(ナンキンムシ)によるものハチによるものそしてガの幼虫によるもの
またドクガによるものとなってます。

疥癬以外はなんとなく常識で憶えましょう。

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理容・美容保健 皮膚科学
第6章

動物による皮膚疾患

疥癬(ヒゼン)はヒゼンダニというダニなのでそのまま憶えましょう。
国家試験では疥癬(ヒゼン)とつながりがダニかどうかが問われています。

疥癬はヒゼンダニ

アタマジラミ症は虱(しらみ)によるもの
(12月1日に追加)

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予定変更で今回はここまで。
次回は感染しないもの(引っ掛けに使われる問題)です。


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感染症の皮膚疾患(3)真菌による皮膚疾患 [国家試験(皮膚)]

試験によって真菌(カビ)という形で出題されます。
ざっくりと憶えることもできますが、ここでは3つのカテゴリーしかありません。
ここで真菌は白癬菌、癜風菌、カンジダのことです。
基本的にこの3つを憶えると疾患名にこの3つの名前がつくので真菌であることがわかります。
もちろん例外とか別名とかありますので、
余裕があればできるだけ例外も憶えましょう。

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理容・美容保健 皮膚科学
第6章

真菌による皮膚疾患

白癬菌によるものは体の部分のあとに白癬がつきます。
頭部白癬(シラクモ)、体部白癬(ゼニタムシ)、
股部白癬(インキンタムシ)、足白癬・手白癬(ミズムシ)
余裕があれば、ケルズス禿瘡とか頑癬、汗疱状白癬も憶えたほうがいい。

癜風菌はそのまま癜風(クロナマズ)です。

カンジダによるものはカンジダ性の後に体の部分がつきます。
カンジダ性指間糜爛症、カンジダ性爪囲炎・カンジダ性爪炎、
そしてカンジダ性がつかない例外として
口角糜爛症(カラスのお灸)があります。

白癬、癜風、カンジダとつく疾患名

口角糜爛症(カラスのお灸)

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次回は動物による皮膚疾患と引っ掛け問題について。
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感染症の皮膚疾患(2) ウイルスによる皮膚疾患 [国家試験(皮膚)]

どういう訳か2番目にウイルスです。
意味は考えないでとにかく憶えましょう。

基本的にウイルスは生きている細胞でしか増殖することはできないので、
感染ということになります。

帯状疱疹(帯状ヘルペス)、単純性疱疹(単純性ヘルペス)、伝染性軟属腫(ミズイボ)、
尋常性疣贅、青年性扁平疣贅、水痘(ミズボウソウ)
の6つです。

とりあえず、大まかな概要を話し、それから暗記について記します。

だいたい若い人はどちらかというとヘルペスという言葉のほうが知っていることが多いようです。
ただ、親や兄弟姉妹にかかったことがある人がいる人は、帯状疱疹という病名を知っているようです。

数年前より、口唇ヘルペスの薬が限定ながらも一般用医薬品として薬局に並び、
テレビのコマーシャルでも盛んに宣伝されました。
かなりヘルペスという言葉は一般に広がったと思います。

この( )の中の別名も国家試験では表示されてきています。
いつ方針が変わるかわからないので、一緒に憶えておくことです。


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理容・美容保健 皮膚科学
第6章

ウイルスによる皮膚疾患

まずは疱疹が ヘルペス であるということを憶えなければなりません。

そして疣贅はイボのことです。
尋常性疣贅と青年性扁平疣贅です。

ここで引っ掛け問題としてよく出されるのが、
老人性疣贅で、こちらは原因が老化現象なので感染はしません。
ただ実際には老人でもウイルス性の疣贅になることはあり、
老人だから安心というものではありません。

伝染性軟属腫(ミズイボ)、水痘(ミズボウソウ)
この2つはミズつながりで憶えましょう。
ただ他にミズがつくのは、真菌で白癬菌に分類されるミズムシがあり、
ここは常識的に知ってもらわないとならないですね。
カッコの中の別名がないときはミズイボやわらかい→軟 という漢字
と連想し記憶するということでしょうか。
教科書の感染症に記載されている疾患名には軟の漢字がつく皮膚疾患はありません。

ウイルスによる感染症はおおまかですが、
水疱ができるものとイボと考え、

疱疹つまりヘルペス、 帯状疱疹と単純性疱疹

ミズつながりの 伝染性軟属腫(ミズイボ)と水痘(ミズボウソウ)

イボでは 尋常性疣贅と青年性扁平疣贅です。

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次回は真菌による感染症です。

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感染症の皮膚疾患(1)化膿菌による皮膚疾患 [国家試験(皮膚)]

私は面倒なので微生物の分類とか言いますが、
国家試験では、正しい組み合わせはどれかとか誤った組み合わせはどれかという形で出題されています。
疾患の名称と疾患の原因が組み合わせが、正しいか誤っているかを判断します。
前にも書きましたが、非常に出題される確率が高くなっております。
つまりこの内容を避けては通れないということです。

私がこの教科書をはじめてみたときに驚いたのは、今までに見たことのない順番とカテゴリーわけでした。
もっとも生徒さんにはそんなこと関係ありませんが。
感染する病気はとにかく注意しなければならないということです。
またその防ぎ方は、衛生管理のほうですが。

とにかく、ウイルス、細菌、真菌、小動物(特にダニ)と疾患名を憶えなければなりません。

私が薦めるのは、漢字の意味からグループ分けし、どうしても当てはまらないものは丸暗記。
とうことです。

この細菌ですが、教科書では化膿菌というカテゴリーになっています。
いわゆる化膿しやすい細菌を化膿菌としてまとめたものです。
生徒さんからみると、真菌とかと同じようなカテゴリー分けに見え、
ちょっと説明に手間取りました。
実際今でもよくわからない人はいると思います。
そこは国家試験のために私が切り替えるようにしました。
「世の中には他にも細菌による感染症がありますよ。
国家試験では化膿する細菌と感染症を憶えてください。」
と言ってます。

早速本題に入ります。
あくまで日本理容美容教育センターの教科書についてですから。
つまり国家試験専用の教科書についてです。

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理容・美容保健 皮膚科学
第6章

化膿菌による皮膚疾患

教科書によりますと
表があり、ある程度まとまってますが、この表は完璧でないので自分で作るように
生徒さんには話しています。
といってもどう作っていいかわからない人のために
私の作った表をとりあえずあげています。

興味のあることならいざ知らず、まったく興味のないこれらの言葉をどうするか。
以下のように説明しました。参考にしてください。

本教科書で化膿菌による疾患は
伝染性膿痂疹(トビヒ)、毛包炎、せつ、癰、尋常性毛瘡(カミソリカブレ)そして丹毒です。

ちなみにせつですが教科書では病だれに節という漢字が示されています。
私の辞書にはこの感じがないので表示できません。申し訳ありません。

幸いわかりやすい疾患名を選んであります。

伝染性膿痂疹ですが、疾患名に膿という漢字があります。
これこそ化膿菌です。

次は毛包炎、せつ、癰ですが、一塊で憶えてくださいといってます。
つまりこの3つの疾患名をひとつの言葉のようにということです。
また尋常性毛瘡
毛という漢字が共通してます。毛でつながっていると憶えて下さい。

最後に丹毒ですが、何も思いつかなかったので、このまま丸暗記して下さい。

整理します。
化膿菌の膿  伝染性膿痂疹

毛つながりは毛包炎、せつ、癰         尋常性毛瘡

残ったのは丹毒

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

次回はウイルスによる皮膚疾患です。

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