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消化器系3 まとめ方 [国家試験(人体)]

まず、全体を把握して、
各部分についておさえていく。
そんなやり方をお薦めしています。

この教科書では全体がばらばらになっていて、
つかみきれないことがあります。

お薦めとしてまず、図9-1の左側の図と
図9-7そしてできるのであれば
図9-13を合わせて、ひとつの新しい図を作ります。
この3つの図を一つに描くのです。

大きな紙、カレンダーの裏側の白いところを使って描きましょう。
消化酵素は種類によって色の異なるマーカーを使うといいでしょう。

でんぷんにかかわる酵素を赤色とか
タンパク質にかかわる酵素を青色
脂肪を消化するリパーゼは紫色とかです。

消化酵素がどの臓器、腺から分泌されるかは重要です。

同時に、これを機会に外分泌と内分泌について仕分けできることが必要です。

授業を聞いていなかったり、しっかりと教科書を読んでいないと
内分泌と外分泌がわからない人がいます。

汗が外分泌なのは納得しても胃液が外分泌とは・・・というのが
生徒さんのいいわけです。

消化液は外分泌

消化腺は外分泌腺

ただし、膵臓は膵液については外分泌腺      インスリンやグルカゴンにつては内分泌腺。

つまり膵臓は2つの役割があるということですね。

私はいつも消化液が外分泌液であるということを説明するのに
ドーナツの穴はドーナツの外
と説明します。
この穴のあるドーナツが連続して長く、
肉厚のあるホースになったもの。
そう、消化管はこの肉厚の厚いホースです。

管の中はドーナツの穴が連続したものです。
つまりドーナツの外、
体の外ということになります。

この管の中に分泌されたものは外分泌ということです。
いかがでしょうか。納得されたでしょうか。

11章で習いますが、
内分泌とは血液中に分泌されるものと憶えてください。
内分泌以外は外分泌、こんな憶え方もありです。

次回は各論に入ります。
皮膚科学もそろそろやらないと思っています。

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