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受験対策ノート

教科書に書き込む。そんな生徒さんが多数います。特に2年制の生徒さんですが、それはもう、ものすごいことになってます。(専門学校の昼、夜学の2年で卒業になる生徒さんをとりあえず2年制と書きます。)
通信の生徒さんはまったくきれいなままか、やはりいろいろな書き込みで汚れているか。
だいたい2通りに分かれます。

ものすごいことになる原因は(本人はまったく汚いと思ってないので、汚いとは書かないことにします)
アンダーラインそして、マーカーのアンダーラインです。
これは中学や高校での授業などに原因があると思います。
大事なところにアンダーラインを引く、または先生が授業中「今のところアンダーラインを引いてください。」
など、重要なところにアンダーラインを引かせる。
私も数年前まではこう言ってました。

また今は下火になりましたが、赤と緑のマーカーと赤と緑の透明プラスチックを使用した暗記セット。
これにかかるともう読みづらいことこの上ないです。

生徒さんに聞くと、なんだか安心するのだそうです。引いたことがわかった気になり、憶えたような気になる。
きわめて危険な状態です。
憶えてしまったような錯覚のまま、勉強しないでただ時間だけが過ぎてゆく。
まだ学校に来ていれば、期末試験がありその錯覚に気づきますが、
通信教育ではなかなか気づくことができません。

悪いといっているわけではありません。ただ自分でどれだけ憶えたのか自己分析できれば問題はありません。

受験に必要なことを暗記しやすいようにまとめるのがノートの役目です。

ここで2つのタイプがあることを書いておきます。
その人の性格にもよるのですが、
整然とまとめるタイプ
画などが混じったタイプ

憶えられればどちらでもいいのですが、
私は皮膚科学とか人体には『画などが混じったタイプ』が合うと思います。

私が暗記の話をする時には必ず『ドラゴン桜』の話をします。
私は漫画もドラマも好きだったので、特に『ドラゴン桜』の話をします。
私の推薦する漫画でありドラマです。

ドラマでは(敬称略)先生に阿部寛、長谷川京子。
生徒役では山下智久、長澤まさみ、中尾明慶、小池徹平、新垣結衣、サエコ
という今ではそうそうたるキャストで作られてました。
いろいろな暗記法などを紹介してゆく受験学園物とでも言いましょうか。

その中で紹介されたのが、メモリーツリーというノートの書き方です。
言葉だけを整然と書くのではなく、絵を交えて、また色を使い
関連付けながらまとめてゆくやり方です。

ノートは他人の為に書くものではなく、自分が覚えやすいように描くものです。

あえて、メモリーツリーの場合は「描く」としました。
国家試験には図が出ることはほとんどありませんが、記憶するためには重要な要素です。

皮膚で例えれば、今では常識的なことですが、皮膚は表面から表皮、真皮、皮下組織になっているとか。
表皮では角化細胞(ケラチノサイト)が下から基底細胞、有棘細胞、顆粒細胞そして角質細胞の順に、
また手掌や足底の表皮では下から基底細胞、有棘細胞、顆粒細胞、透明(淡明)細胞そして角質細胞の順である。とか。
人体では呼吸器を例にすると、鼻孔から鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支を経て肺に空気が入ります。
こういう順番が大事なものは絵を描き、漢字を書き、そしてその順番どうりに書いてゆき覚えることになります。
イメージと漢字を両方同時に見ることが大事です。
そして必ず声を出して読むことです。これは自分が読むという行為と、
自分の声が耳から聞こえて頭に入り、さらなる記憶につながるということです。

受験対策ノートには今の自分の実力が度の程度か、ということも記入するといいでしょう。
何月何日に目標達成とか、いまだ50%だとか、いつまでにやるとか、結果や計画を記入するのもありだと思います。

次回は皮膚科学の微生物の分類、感染症の原因菌の分類をまとめます。


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